【心理塾】「公認心理師」を考える

心理職としてはじめての国家資格である、「公認心理師」。
医師や看護師、教師など、
様々な国家資格がありますが、
これまで心理カウンセラーには、
国家資格はありませんでした。
臨床心理士や産業カウンセラーなどの資格は、耳にされたこともあるかと存じますが、
実績がある資格であるものの、
いずれも民間資格であり、
「公認心理師」は、まさしく待望の国家資格です。

 

心理カウンセラーのサービスは、
形のないサポートですので、
「資格」が、心理カウンセラーの専門性を証明するものとなります。
サービスを受けるクライエントに思いを馳せば、実績のある資格を取得していることは
信用や安心につながるでしょう。
そして、それが礼儀だとも考えます。

 

実績という点では
「公認心理師」は、「未知数」と言えます。
今年、公認心理師第一号が生まれますが、
この資格が、実績あるものとなるには、
これからの公認心理師一人ひとりの活躍に期待されています。

 

公認心理師の資格は
医師や弁護士のような、業務を独占できる資格ではありません。
公認心理師に求められる援助業務は、
資格がなくても行うことができます。
つまり、資格を持っているからといって、
仕事にできるわけでは、ない。

 

ただ、公認心理師を配置することで、
加算が認められるなど、
事業者にとってプラスに働く法改定がなされる可能性もあります。
実際に、厚生労働省より
今年度の障害福祉サービス等報酬改定では
「公認心理師」が有資格者の要件として認められることが公示されました。
今後も、この資格を持っていることが、
医療や教育などの各分野で、求められるだろうことは想像できますね。
今後の情報に、目を光らせておきたいところです。

 

ちなみに、「公認心理師法」では、
公認心理師でない者には、公認心理師の名称を使用することが禁止されていて、
これは、法第44条「名称の使用制限」の項目に当たります。

 

「公認心理師」はまだ走り出したばかり。
現役の心理士としては、すぐに何かが変わるわけではないと考えるものの、
国家資格が認められたことで、
クライエントの利益につながる動きが、
ますます活性化されることを願います。

 

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